概要
イーサネットで使用されているフレームのフォーマットについて解説していきます。
プリアンブル
イーサネットフレームの戦闘にはプリアンブルと呼ばれる「ここからイーサネットフレームが始まる」という事を示すためのフィールドが8オクテット分付けられます。イーサネットではプリアンブルの末尾2ビットを特にSFD(Start Frame Delimiter)と呼ばれ「11」が入力されています。IEEE802.3の規格では末尾1オクテットをSFDと呼びます。
イーサネットのヘッダーおよびデータ
フレーム本体の先頭にくるヘッダーは14オクテットで構成されており下図のような構成となっており、その後ろに46~1500オクテットのデータと4オクテットのFCSが続きます。また、EthernetとIEEE802.3 Ethernetではヘッダーおよびデータ部分に少し違いがあるので合わせて確認ください。
Ethernet
IEEE802.3 Ethernet
タイプにはデータ部で運んでいるプロトコルを表す番号が格納されています。
最後のFCSにはフレームが壊れていないかどうかをチェックするためのフィールドでありFCSの値をチェックする事でエラーを検知し、エラーフレームを破棄する事が出来ます。FCSは特定のビット列で除算した余りを格納しており、受信時に同様の計算を行いチェックを行います。
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