DS8:和集合、積集合、差集合、対称差集合、補集合についてベン図を用いて説明できる
データサイエンティスト検定のスキルチェックリストDS8及びDS9に関する解説を行います。
ベン図:ベン図は集合やその関係を視覚的に表現する図形です。それぞれの形が集合を表します。これらの図形が重なる部分や外側の部分によって、集合同士の関係が示されます。
和集合
和集合とは2つの集合のどちらか一つの要素が含まれる集合です。下図のオレンジ色部分が該当します。AUBやA|Bで表されます。
積集合
積集合とは2つの集合の両方の要素が含まれる集合です。下図のオレンジ色部分が該当します。A∩BやA&Bで表されます。
差集合
差集合とはある集合からもう一方の集合を除いた集合です。下図のオレンジ色部分が該当します。 やA-Bで表されます。
対称差集合
対称差集合とは2つの集合のどちらか片方にのみ含まれる集合です。下図のオレンジ色部分が該当します。 AΔBやA^Bで表されます。
補集合
補集合とはある集合に含まれない要素の集合です。下図のオレンジ色部分が該当します。 AcやĀで表されます。
DS9:論理演算と集合演算の対応を理解している(ANDが積集合に対応するなど)
集合演算:要素の集合に対して前述した和や積、差などの演算を行う事
論理演算:真と偽の二通りの状態をとる真偽値に対する演算
下表のように対応します。
和集合 | A or B | AUB |
積集合 | A and B | A∩B |
差集合 | A and not B | A-B |
対象差集合 | A xor B | AΔB |
補集合 | not A | Ā |
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