Excelでフィルタリング：複数条件や文字列抽出のコツ

DE080：表計算ソフトのデータファイルに対して、条件を指定してフィルタリングできる（特定値に合致する・もしくは合致しないデータの抽出、特定範囲のデータの抽出、部分文字列の抽出など）

表計算ソフトを使う中で、「膨大なデータの中から必要な情報だけを素早く抽出したい」と思ったことはありませんか？条件に基づいてデータをフィルタリングすることで、時間を大幅に節約できます。

この記事では、表計算ソフト（例：Excel）でデータをフィルタリングする具体的な方法と、効率的なデータ抽出のためのポイントを解説します。

データフィルタリングは、膨大な情報の中から特定の条件に合ったデータだけを表示させる機能です。例えば、特定の期間の売上データや、特定の商品に関する情報だけを抽出することができます。

特定値に合致するデータの抽出

最も基本的なフィルタリング方法は、特定の値に合致するデータの抽出です。例えば、売上データの中から「1000円以上の売上」を抽出する場合です。

特定値に合致しないデータの抽出

特定の値に合わないデータを抽出することも簡単です。例えば、欠品商品を除いたデータを見たい場合に有効です。

特定範囲のデータの抽出

範囲指定を使えば、一定の期間や数値範囲内にあるデータを抽出できます。例えば、「2023年1月1日～2023年12月31日までの売上データ」を抽出する場合です。

部分文字列を使ったデータ抽出

特定の文字列を含むデータを抽出したい場合、部分文字列を使ったフィルタリングが役立ちます。例えば、「東京」を含む住所データを抽出する場合です。

複数の条件を組み合わせることで、さらに効率的にデータを抽出することができます。 例えば、「売上が1000円以上で、日付が2023年のデータ」を同時に抽出する場合です。

動的範囲の活用
データが増えるたびにフィルタ設定を更新するのは手間です。その場合、動的範囲を設定しておくと便利です。Excelではテーブル機能を使うことで、データが追加されるたびにフィルタ設定も自動で適用されるようになります。

表計算ソフトのフィルタ機能を活用することで、大量のデータから必要な情報を素早く抽出できます。この記事で紹介した方法を使えば、業務効率の向上はもちろん、正確なデータ管理が可能です。

DE080で求められるスキルは、日常的なデータ管理だけでなく、業務の効率化にも直結する重要な技術です。