DS2:行列同士、および行列とベクトルの計算方法を正しく理解し、複数の線形式を行列の積で表現できる
データサイエンティスト検定のスキルチェックリストDS2に関する解説を行います。
行列:要素を方形に並べたもの
正方行列:列数と行数が同数のもの。列をm、行をnで表す。
ゼロ行列:要素がすべて0の行列
単位行列:体格要素がすべて1でそれ以外が0の行列
計算
行列をスカラー倍する
各要素にスカラーを乗算する。
行列の足し算
同じ要素番号同士を加算します。要素数が異なる場合は計算できません。
行列の引き算
同じ要素番号同士を減算します。要素数が異なる場合は計算できません。
行列の積算(複数の線形式を行列の積で表現できる)
行列Aとの積算には、以下の条件が必要です。の列数との行数が等しくなければなりません。具体的には、がm×n行列であり、がp×q行列であれば、積はm×q行列となります。計算する際には、の行列の要素(AB)ijは、行列の行と行列の列の内積になります。
行列とベクトルの積算
基本的には行列同士の計算方法と同じです。
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